SIVA Vedanta Ashram
आत्म एक एव
ヴェーダンタ聖典の真髄
SIVA Vedanta Ashram
シヴァ ヴェーダンタ アシュラム
正しい教えは正しい知識を求める者へ
導師アナカーママーラ スワミの「正しい知識を求める者への正しい教えの継承」という理念を受け継ぎ、
アドヴァイタヴェーダンタ(一元論)の教えを求める者達が知識を得るための場として、
全国でサットサンガ(真理探求の集い)を主催しています。
サットサンガでは、ヴェーダンタの教えを伝える聖典、ウパニシャッド、バガヴァットギーターを伝統的な手法に沿って解説します。
難解と言われる聖典ですが、文化的背景を含めた丁寧な説明により、時代や人種を超えた、人類共通の真理が明らかになります。
グル(導師)
アナカーママーラ師は、1935年インドカルナータカ州西海岸沿いの小さな村で伝統的なブラフマナの家に生まれました。6歳でアーンドラプラデーシュ州トゥルパティのグルクラへ。ヒンドゥー僧侶として祭式などを執り行う傍ら、4つのヴェーダ5つのヴェーダアンガ、スムルティ聖典イティハーサ全てに精通する類稀なる学識で、ヴェーダ、ヴェーダンタの弟子をお持ちです。2006年からサニヤーシ(遊行期)に入られましたが、今もかわらず多くの弟子、信徒達を導いてくださっています。
パランパラ(伝承)
ヴェーダ聖典に根拠を置くヴェーダンタは、神秘主義の一元論の立場による真理の伝承です。それは、聖典の解釈において一切の妥協を排して伝えられていきます。正しい教えを求める者たちへ、グルと聖典の絶えることのない恩恵が叡智となって実を結んでいきます。
आत्म एक एव
アートマは唯一それのみ
『アートマ(実在たる自己)は1つ、それのみである / アートマ エェカ エェワ』
これが我々アドヴァイタ・ヴェーダンタに依拠する者達の唯一揺るぎない確信です。
この真理を明らかにするため導師はヴェーダ聖典の叡智を惜しむことなく与えてくださいます。
アートマ(実在たる自己)は唯一である。
ヴェーダンタの教えは、考えれば考えるほど混乱してきます。
それはどのような意味なのでしょうか?
理解不能の単なる言葉遊びなのでしょうか?
多くの議論がなされてきたように、アートマを理解する事は、結局のところ誰にもできないのでしょうか?
いいえ、そんなことはありません。何千年、何万年と続くヴェーダの歴史の中で、その事実は多くの賢者によって明らかにされてきました。
遥か創造の始まりから今日まで、アートマが明らかでなかった事は、一瞬たりともありません。
唯一であると言う事は、それ自体、自ずと確立していると言う事です。
そして、唯一であるという事は何にも分かつ事が出来ないという事です。
アートマが明らかであるとは、「アートマとそれを知る賢者との違いが一切ないこと」に同じなのです。
アートマが明らかになった賢者は、自らが聖典の正しさを証明する者となり、聖典の知識の手段に沿った探求(検証)の道筋を示す事ができます。
アートマと呼ばれるものは、それを求める者達にとって、いつまでも未知なるものであり続けることはありません。
聖典の叡智は雨の如く惜しみなく降り注ぎ、真理を求める誰もが、知識の恩恵を受けることができます。
これが我々ヴェーダンタの者達が、賢者の示す道筋にそい、確かにアートマは唯一であるという確信を頼りに真理たる自己の探求をしている所以です。
講師プロフィール
कल्याणकृत्
カリヤーナクルトゥ-善行をなす
ヴェーダンタにとっての善行とは、聖典の説く真理の教えにそって生きることです。アシュラムでは、グルの恩恵によるサットサンガ、神々の恩恵によるプージャを善行の柱にしています。
サットサンガ
テキストはアーディシャンカラ導師の解説版を使用しています。
バガヴァットギーター
創造神ヴィシュヌの権化であるクリシュナと、アルジュナとの対話形式で語られるウパニシャッドの叡智と、カルマヨーガの知識を網羅したモクシャ(輪廻転生からの解脱)の書。輪廻転生の種である悲嘆と困惑を消滅させるため、真の自己に関する叡智を説く。聖仙ヴィヤーサによってしるされた叙事詩マハーバーラタの一部分。
ウパニシャッド
ヴェーダ聖典の終わりの部分。4つのヴェーダ全てにあり、前半に
記されている主に祭式に使用される、神々へ向かうマントラと異なり、アートマの叡智へ向かうマントラが納められている。叡智の恩恵を直接もたらす、これこそが、賢者の示す道筋。
スムルティ聖典
アドヴァイタヴェーダンタの聖仙シャンカラが残した聖典をテキストとして使用。ヴェーダンタの基本的な定義を説明したタットワボーダ(真理の叡智)やヴェーダンタの最初のグル、ダクシナムールティを讃美する詩ストートランなど。
ダクシナ(参加料、ご寄付)につて
アシュラムにおける全ての活動は、真理を明らかにするヴェーダンタのダルマを働かせる祭式と同じ意味合いを持ちます。ダクシナとは、プラサード(ダルマの恩恵)を神様より受け取るために、前もって神前に捧げるお金です。
ルドラプージャ
アハンカーラ(人生という顕現をもたらす原因、幾度となく繰り返された前世の行為の良い、悪い両方ともの結果でできている)を司るルドラ神への祈り。
ヴェーダンタでは、人生とは過去の行為の結果が現れたものだと考えています。過去の結果が、大いなる創造の仕組み(ダルマ)によって、新月から始まり満月で成就し、またあらたに満月から始まり新月へと向かうサイクルで現れています。我々真理を探求する者は、障害なく教えを受けたいと願います。ですから、新月、満月が始まる2日ほど前にあたるプラドーシャの日に、未だ顕現していない悪い行為の結果(パーパ)顕現を中和させてもらうべく、その担当神たる、アハンカーラの神、未顕現の神、ルドラへ祈ります。
プラドーシャ
新月、満月から数えて13番目の月の日。
浄化の為ルドラ神へ祈りを捧げる日。
シヴァヴェーダンタアシュラムでは、この良き日に皆さまにも、ルドラ神への祈りのマントラを唱えていただけるよう、カタカナ表記のマントラ集をCD付きで販売しています。
グルの恩恵のもとに編纂したマントラ集です。マントラを唱えるだけでルドラ神の恩恵をいただけます。
ご希望の方は、お問い合わせよりご連絡下さい。
神話書庫
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こちらはご自由にお使い頂けます。ダクシナ(ご寄付)いただける方はお問い合わせよりご連絡下さい。
सद्योजातं प्रपद्यामि सद्योजाताय वै नमो नमः
भवे भवे नातिभवे भवस्व माम्
भवोद्भवाय नमः
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